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2005年04月20日
Cafe100という本02
前回この本について、主にデザインについての昔話を紹介しました。
今回は、本を作ってから本屋さんにおいてもらうときの話をさせてください。
今回は、本を作ってから本屋さんにおいてもらうときの話をさせてください。
いろんな試行錯誤を繰り替えし、ようやく一冊の本になった「Cafe100」。しかし、本屋さんに置いて
もらわないことには、売上につながりません。
そこで、本になる前に段階から、ぼくたちは、沖縄県内さまざまな書店に本をおいてもらうように営業にむかいました。
もちろん書店の反応にはさまざまなものがありました。今まで何の実績もなかった会社なので、半信半疑で、「一応何冊かおいてあげるさ」。というような書店や、本を一目見て「この本はいけるよ。100冊ほどとりあえずおいていってもらおうか。」と嬉しいことをいってくれるところもありました。何より一番
優越感に浸れたのが、最初5冊ぐらいといっていた書店が次の日には50冊、そしてさらにその2日後には、非常に申し訳なさそうに100冊の追加注文をしてきた時でした。そんなこんなで、本を出版した翌月は、ほとんど毎日、本の配送だけを仕事にしていたものでした。
その後、僕が在籍した間での話ですが、それを上回るような衝撃に出会ったことは、ありませんでした。もちろん神戸に帰ってから本を出したときもそうです。それほど、あの本がよっぽどすごかったということでしょう。でもその後、あの本を作った時ほど、僕自身は情熱を傾けて、作った本がなかったということも事実です。だからこそ、出来上がった時は本当に嬉しかったし、初めての出版だったので、逆にこれぐらい売れるのは当然だという気持ちすらありました。
今思えば、あの本の未熟な点もよく目に付きます。でも、今見ても初めてにして、よくここまでの本を作れたなという自負もあります。とにかく、いろんな意味で一番思い出に残っている本であるということは間違いありません。
もらわないことには、売上につながりません。
そこで、本になる前に段階から、ぼくたちは、沖縄県内さまざまな書店に本をおいてもらうように営業にむかいました。
もちろん書店の反応にはさまざまなものがありました。今まで何の実績もなかった会社なので、半信半疑で、「一応何冊かおいてあげるさ」。というような書店や、本を一目見て「この本はいけるよ。100冊ほどとりあえずおいていってもらおうか。」と嬉しいことをいってくれるところもありました。何より一番
優越感に浸れたのが、最初5冊ぐらいといっていた書店が次の日には50冊、そしてさらにその2日後には、非常に申し訳なさそうに100冊の追加注文をしてきた時でした。そんなこんなで、本を出版した翌月は、ほとんど毎日、本の配送だけを仕事にしていたものでした。
その後、僕が在籍した間での話ですが、それを上回るような衝撃に出会ったことは、ありませんでした。もちろん神戸に帰ってから本を出したときもそうです。それほど、あの本がよっぽどすごかったということでしょう。でもその後、あの本を作った時ほど、僕自身は情熱を傾けて、作った本がなかったということも事実です。だからこそ、出来上がった時は本当に嬉しかったし、初めての出版だったので、逆にこれぐらい売れるのは当然だという気持ちすらありました。
今思えば、あの本の未熟な点もよく目に付きます。でも、今見ても初めてにして、よくここまでの本を作れたなという自負もあります。とにかく、いろんな意味で一番思い出に残っている本であるということは間違いありません。
Posted by 神戸カツ丼 一どん at 00:28│Comments(0)