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2005年04月13日

神戸・近所のスイーツ&ベーカリー

神戸・近所のスイーツ&ベーカリー神戸・近所のスイーツ&ベーカリー
今日はパソコンの前に座っている時間が長いだけあって、二回目の記事を書きます。

今から約2年ちょっと前、チャイルドフッドを辞めて神戸に帰ってきた僕は、一冊の本を出版しました。それが、「神戸・近所のスイーツ&ベーカリー」です。

この本のコンセプトは、神戸といえば、三ノ宮や元町といった繁華街が有名で、もちろんそこには、美味しいスイーツやパンの店が混在しています。そして、ガイドブック等で紹介される、その多くはそれらの店ばかりなんです。
 そこで、今回僕は自分の住む、須磨区を含める、神戸の住宅街にスポットをあて、そこにもいっぱい、美味しいパンやケーキの店があるんだということを紹介しました。
 パンやケーキってすぐ近くで、毎日のように気軽に買えるのが理想だと思うんです。だからこそそういう本をつくりました。

 この本は、取材、写真撮影、デザインと全く一人で作った本です。
一人だからこそ、すごく孤独で、忍耐のいる作業となりました。
 今思えば、本が出来た時点で、満足してしまって、その後ビジネスとして重要な本を売るという作業には、あまり力がはいってなかったかもしれません。でも、神戸の主要書店やローソンに本を置くように営業も展開しました。もっと、多くの人にしってもらえるよう、新聞社やラジオ局にも出向き営業しました。結果、新聞にもとりあげられ、ラジオにも出演し、それなりの宣伝活動もできたとおもっていました。

 しかし、実際のところ、自分の予想以上を上回る売上もなく、次作の作成を断念せざるを得なかったのは、やはり本ができた時点で、自分の意欲が衰えてしまったこと、ビジネスを甘く考え過ぎていたこと、等々いろんな面で甘えがあったからだと思っております。
 今はこの時の失敗を厳粛に受け止め、今後自分の力で生業を起こそうとしていく者として、あの経験をいかそうと思っています。
 もちろんあんなこと初めからしなかったらよかったとは全くもって思っていません。
あの経験はなにものにもかえがたいものだと今でも思います。

そして現在、自分で本を作ったということは他の人からすれば結構すごいことらしく、今では初対面の人には本をあげて話しを盛り上げる重要なツールとなっております笑。



Posted by 神戸カツ丼 一どん at 23:31│Comments(0)
 
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